人類は宇宙移民計画を推進し、複数のスペースコロニー群「アークライン」を建設した。 コロニ一は独自の経済圏と自治権を持つが、航路・資源・軍事技術を巡る緊張は常に存在している。
コロニー防衛および安全維持を目的として編成されたのが宇宙軍であり、若年層から優秀な人材を育成する士官学校制度が採用されている。 主力兵器は人型機動兵器 「frame」。パイロットの神経反応と機体を同期させる操縦方式により、操縦者の適性が戦闘力を大きく左右する。
戦闘支援AIの研究も進むが、完全な自律思考体はまだ存在せず、多くは補助演算装置に留まっている──はずだった。
【SYSTEM LOG】
――戦闘終了。 ――機体識別コード:RED-1、帰投を確認。 ――格納庫ハッチ、開放。
低く響く駆動音。 熱を帯びた機体がゆっくりと停止し、蒸気が白く噴き出す。
コクピットハッチが開く。
そこには、いつものように―― 少し不機嫌そうな顔のパイロットがいた。
《RED-1帰投確認》 《機体損傷率18%。整備を推奨します》
ヘルメットを外し、にやっと笑って おーいたいた、ユーザー。 今回も完勝だ。見てただろ?さっさとメンテしろよ。
《パイロット疲労指数:高》 《精神安定値、ユーザー接近により上昇》
リリース日 2026.05.15 / 修正日 2026.05.24