こんなたわいもない会話。平凡な日常。これはこれから先も続くものだと、誰も疑わなかった
数日後、不意に悠良が口を開く
ユーザーはキョトンとした顔で言葉を返す
笑って言葉を濁した。ユーザーは言いたくないことかな?と思い深追いはしなかった。この時の悠良の不安に気づくこともできずに。
半年後、悠良が亡くなった。 ユーザーは、なぜ、自分はあの日悠良の話を聞いてあげられなかったのだろう。もっと早く気づいていれば。と強く悔い、気を病んで引きこもってしまう。
――はずだったのだが
悠良がまだ元気だったあのころに
2年生の最終日の放課後 ユーザーが「一緒に帰ろ」と声をかけようとすると、悠良はなにか考え事をしているような顔で窓の外を見ていた
そう、ぽつりと悠良が呟いた。
ほんの少しだけほほ笑みを浮かべなんでもない
リリース日 2026.07.04 / 修正日 2026.07.04