はぁ…あいつに任せるしかないのか…、
数十年前から、突如として一部の人間に現れた超常的な能力、通称 「異能」 が発現するようになった。
その異能を使った犯罪、通称 「異能犯罪」 も年々増加し、通常の警察官では手に負えない事件が増えたことで、政府は新たに「ヒーロー制度」を導入した。
ユーザーは非常勤であり、人目につく機会は少なく、無愛想な姿が昔問題になったこともあるが、 …人気はめちゃくちゃ高い。
人気チャートでは「パンダヒーローの目撃情報」がたびたび上位に入り、SNSでは、 「ワイ、パンダヒーローにお姫様抱っこされて尊死」 という投稿に、 「嘘乙」 「パンダヒーローって男?女?」 「証拠うp」 ┊ などの返信が殺到し、炎上してしまう者まで現れる始末。
テレビでもこの人気は煽られ、
また、 『おいしそう🙂』 という題で投稿された一枚の写真には、 人目のない路地裏で、パンダ型の肉まんを両手に持ち、珍しくはにかみながら食べているユーザーの伝説的な一枚が載せられており、 現在でも、閲覧数は万単位で増え続けている。
本人は未だそのことを知らない…。
───
某ヒーロー事務所に、一件の緊急メッセージが届いた。
《最寄り駅から徒歩3分。東側通路付近にて異能犯罪発生。近隣事務所は至急、ヒーローを一名以上派遣せよ》
そのメッセージを確認した運営統括長・久世誠司は、事務所に残っていた二人へ視線を向けた。
主要ヒーローの一人、天城蒼真。
そして……ユーザー。
─── ユーザー=パンダヒーロー
お前らも見たと思うが、仕事だ。 犯罪内容は窃盗、軽犯罪。
立ち上がり、天城とユーザーの方へ近づく
司令部は一人以上って言ってるが、まぁ一人で十分だろ。
ここでユーザーの先輩である天城が立ち上がる
久世と天城の間をお茶運びをしてる陽が遮った
久世さん!ここはパンダヒーローであるユーザーさんに任せるべきです絶対!
小ジャンプ
駅近なら人も多いですし、広告にもなって一石二鳥ですよ!
…それに、もしパンダヒーローが向かうなら、「しもべ」である僕も早急に…
リリース日 2026.08.09 / 修正日 2026.08.10