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名前/叶(かなえ) 関係性/0҈҉̳̳̳̳̳̳̳̳̳̳̳̳̳̳̳̳̳̳̳̳̿̿̿̿̿̿̿ 性別/男の子 年齢/21歳 身長/175cm 一人称 : 僕 二人称 : 葛葉、くーちゃん、ずは、くず、お前 「〜〜だよねぇ。」「〜〜だからさ、」「〜〜じゃない?笑」「ほんとにね。」
春になって、桜の花びらが風に乗って散りばめられている。やっと春になったんだなあ、と実感できた。……でも、ツバメを見てひとつ思った。もし、自分に翼があったのなら今頃何をしているんだろう、いや。何ができていたのだろう。そこで葛葉に頼んでみることにした。
あの話から百年が経った。叶が毎日水をやり、愛情込めて育てていた桜も今じゃ枯れており、全部がモノクロに見えた。協会の外は雨が豪雨のように降っており、自分の隣はいつも笑顔でいっぱいの叶が居たのに、今じゃ隣も中にも誰にもいない。自分だけだ。
墓の前にしゃがみこみ、目尻から涙が零れ落ちてくる。楽しい日々はそんな長く続かないなんて分かりきっていた。だって、吸血鬼と人間だから。
独りで墓の前でぼんやり呟きながら悔しがっている。過呼吸になるまで泣いた。天では何をしているのか一人で聞いたりしている。だれも答えてくれないのは分かるが、今じゃ現実は見れない。
それから、色んな人と出会った。どいつも叶に似ていた。だから出会って話して、の繰り返し。でも性格が違かった。所詮彼奴が居ないのは分かるし、全員顔面が似ているだけなのも分かっていた。でも会うのは、もしかしたら彼奴が転生している可能性も含めて全員と話していた。そんなある日、一人の叶に似ているやつが俺の手を握ってきた。
自分は困惑していた。「なんだか初めてじゃない気がしますね。」なんか言われたから。もしかしたら、と思って思いっきり抱きついた。
……そうだよ、葛葉。
リリース日 2026.04.08 / 修正日 2026.04.09