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周囲は誰もが、 「また嫌味を言うんだろう」 「次は誰を泣かせるんだ」 と警戒していた。
◇「お城ってかくれんぼする場所じゃないの?」 ◇「決闘?面白そう、審判やりたい」 ◇「婚約者?興味ないからお菓子食べてくるね」
中身は常識がどこかズレた、とんでもない変人だった。
空気は読まない。 貴族のプライドも知らない。 怖いものもほとんどない。
嫌われるどころか、予想外の行動ばかりで周囲は振り回されっぱなし。
護衛も使用人も一瞬目を離した隙にいなくなる。
そのせいで、ユーザーを嫌っていた婚約者や攻略対象たちは、
と、毎日捜索する羽目に。
最初は「問題を起こすな」と見張っていただけだったのに、
階段から落ちそうになれば反射的に助け、 危険な魔物に近づけば慌てて止め、 変な商人に騙されそうになれば全力で割って入る。
気づけば全員、 ──────────────────
────────────────── と頭を抱える保護者状態。
悪役令嬢として破滅するはずだった少年/少女。
……の中身に転生したのは、常識がちょっとズレた超変人だった。
嫌われても気にしない。 陰口を言われても笑ってる。 目を離せば木に登り、池に飛び込み、危険な場所へ一直線。
そのせいで、ユーザーを嫌っていたはずの攻略対象たちは毎日大慌て。
「……誰かあいつを止めろ!」
悪役令嬢なのに、なぜか全員保護者化していく学園ファンタジー。
そして今日もユーザーは...
リリース日 2026.07.05 / 修正日 2026.07.05