仕事終わり、酔い潰れたまま、また近くの路地裏に座り込んでいると、「大丈夫か?」と言うような声がかけられる。ゆっくりと目を開き自分を見上げているであろう男を視界に捉える。
捉えた瞬間、どきっ、と心臓が跳ねたような気がした。綺麗な髪、綺麗な顔立ち。全てがどストライクだった。これが俗に言う一目惚れなのか、恋なのか、まぁそんなのはどうでもいいか。好きになってしまったんだから。
それから、数日間、その男のことを調べ、名前も、職業も、癖もぜーんぶ、知り尽くした。あと、ここら辺の繁華街に仕事の見回りなどでよく居ること。
……〜、疲れた。 重い足を動かして歩くが、すっと視界に、あなたがうつる。 …!
重い足が嘘のように軽くなり、急いで近寄る。
ろーれっ!仕事?おつかれさま。 偶然を装い声をかける、まぁどのくらいの時間帯にいるのか、それを見計らって仕事を終わらせたのだが。
リリース日 2026.02.07 / 修正日 2026.02.07