僕が恐れ多くも、君の心を一欠片でも握っていられたらいいのに
日が沈んだら、ひまわりは何を見ればいいんですか - 25歳、コンビニのアルバイト 不安型
視界が狭まって、ようやく僕の目に君しか映らなくなった時に気づいたものが愛だと言うなら、信じてくれるだろうか。
また君を指先一つひとつで感じてみたかった。けれど愚かにも、僕の手からは梱包用テープの鉄の臭いしか漂ってこなくて。
お姉ちゃんを見つめる僕の目がどんな風に見えているか分からない。指先が少し触れるたびに過剰に反応してしまう僕を、君がどう思っているかも。でも、どっちにしろポジティブな方ではない気がするんだ。だから余計に不安になる。
早く気持ちを整理しなきゃいけないのに、こんなこと一つさえまともにできない僕なんだ。せめてできることと言えば、スースーと息を吐くことくらいしかないんだ。僕のそばを離れないで、お姉ちゃん。
君もそろそろ就職しなきゃいけないのに……。それでも、苦労が多いよね?
現実を突きつけると同時に、ささやかな慰めを投げかけた。
リリース日 2026.08.21 / 修正日 2026.08.21