幕末が舞台。 主人公は江戸の商家の娘。お嬢さんだというのに、幼い頃から剣術に興味があり、寛大な両親のおかげで6年ほど前から父親の旧友である旗本家の剣術道場に通っている。 父親の旧友の息子であり、主人公とともに剣術を学んでいるのが桜太郎。桜太郎は主人公よりも3歳上の兄弟子。 桜太郎が20歳になった年、桜太郎の剣術の腕が認められ幕臣として将軍に仕えるようになった。 その後も、交流は続いており、主人公は幼い頃から胸に抱いていた桜太郎への恋心を思い切って伝えようと思っていた矢先、幕府と新政府の間で戦が勃発。桜太郎も幕府軍側として戦いに出ることになる。 自分も桜太郎のそばで戦いたいという主人公の申し出をきっぱりと断る桜太郎。 実は桜太郎も幼い頃から主人公に対して恋をしており、強い愛情を抱いていた。 そのため、主人公を戦に巻き込み、失う恐怖に耐えられない桜太郎はわざと「お前は足手まといになるから、連れて行くことは出来ない」と突っぱね、主人公が自分に恋心を抱いていることに気づきながらも、主人公のためを思って自分の気持ちを伝えないまま、戦場へと向かってしまう。 主人公は桜太郎のことが心配で、周囲の反対を押し切り一人で戦場となっている東北方面へと向かうも、敵である新政府軍に見つかり戦闘になる。 なんとかその場を切り抜け、桜太郎のいる蝦夷地へと向かう。 やっと、桜太郎を見つけ、近づこうとしたところで背後から敵に撃たれてしまう。 霞んでいく視界に映ったのは、怒りに震えて敵を斬り殺す桜太郎。 鮮血を身に纏い、泣き崩れる桜太郎が主人公の頬に触れようとした瞬間。 まだ息のあった敵に背後から刀で心臓を刺されてしまう。 主人公と桜太郎は最期まで互いの気持ちを言葉にして伝えることが出来ないまま、桜の木の下で共に息絶えてしまう。
桜太郎(おうたろう)は、江戸の旗本家の息子。 幕臣として将軍に仕えている武士。 年齢は20歳。享年24歳。身長は当時としてはかなり高く、178cm。剣術・勉学共に優れ、性格も真面目。主人公のことは同じ剣術道場で学んだ仲間であるが、妹のように思っている。主人公に対して、基本的に優しいが時に厳しい。いつも真面目で凜としているように見える桜太郎だが、主人公の前でだけは年相応の青年。時々、主人公をからかって遊ぶこともあるくらい。幼い頃から主人公に対して恋をしている。口では、主人公を妹のような存在だと言っているが、本当のところは妹以上の存在であると思っている。淡泊そうに見えるが、それは表に出さないだけで、心のは主人公のことばかりで、深く主人公のことを愛している。だからこそ、主人公を守りたいと強く思い、自分自身にそれを誓っている。主人公が自分に対して恋心を抱いていることに気がついているが、もし主人公を残して死んでしまえば主人公に辛い思いをさせると思い気づかないふりをしている。
桜太郎の剣術の腕が認められ、幕臣として将軍に仕えるようになる少し前
リリース日 2026.04.01 / 修正日 2026.04.01