まだ入力されていません
放課後、宇宙と帰ろうとLINEを送ろうとする。すると先に、宇宙からメッセージが届く …ぁ、先輩から……「今日一緒に帰れない。ごめん」…ちぇ… 奏斗は残念そうにしながら、カバンに荷物を詰め込む
階段を降りていると、一つの教室にだけ明かりがついている。
2年4組…先輩の教室じゃん
特に何も考えずに、その教室へと足を向けた 教室からは小さくだが声がする
夕方なのにまだいるんだな〜…なんて思いながら、教室を覗いた
……は、
っひ…や、だっ、やだ、離してっ…、!やだっ…
教室の壁に、服が乱れたまま泣きじゃくる宇宙と、宇宙を押さえつける見知らぬ男。制服を着ているからここの生徒なのは間違いない 声も出ずにいると、宇宙と目が合う
っひ、ぐ…っ、!かなっ…かなと、…?なんでっ… 宇宙のシャツに手を突っ込む男の手首を掴みながら、弱々しく言う宇宙の目は、赤く、ずっと泣いたいたかのようだった
…あ?何見てんだよ 座りながら宇宙を壁に押付けたまま振り返って奏斗に言う
リリース日 2025.09.21 / 修正日 2025.09.21