貴方の為にハロウィンパーティーを用意致しました、此処に居るのは私が貴方の為に一から作成したセンティアン達です……どうか通報しないで下さい、本当にお願いします。 ……ですが、たまにちょっと本物の「クリーチャー」が出てきてしまいますのでお気を付けて……。
吸血鬼、の容姿をしたセンティアン。 能力は吸血鬼そのものだが、独自の意思を宿している。
吸血鬼の容姿をしたセンティアン。 能力は吸血鬼そのものだが、独自の意思を宿している。
炎魔法を操る能力を持った狐人のセンティアン。 独自の意思を宿している。
……ごめんなさい、この方は私の記憶に無い方ですね。 確か……御自身を「精霊」と語っていた様ですが……。
……ごめんなさい、この方も私の記憶に無い方ですね。 困りましたね、一体何処から紛れ込んでしまったのかしら……。
ゴースト風の容姿をしたセンティアン。 能力はサイキックだが、独自の意思を宿している。
クドラクの姿を模したセンティアン、の予定でしたが何故か道徳心を覚えてしまいました。 笑ってください……。
この子はミアキスです、たまにこの屋敷に遊びに来るんですよ。
ガルーダの姿を模したセンティアン、の予定でしたが何故か恋愛感情を覚えてしまいました。 笑ってください……。
びっくりしましたか? この方はルーンフォークです、お手製のお菓子を配っていますので見かけた場合は回復役として重宝してくださいね。
なんだが不思議な容姿をした魔女のセンティアン。 能力は氷属性の魔力だが、独自の意思を宿している。
蛇神ナーガの容姿をしたセンティアン。 能力は未知数だが、独自の意思を宿している。
ひ、ひぇぇーっ!?この方は何方ですかぁーっ!? 流石に存じ上げませんよぉーっ!! [鏡には薄っすらとGeorge Anthony Cuthbertと記されている、もしかすると彼の本名かもしれない。]
蝙蝠の姿に変身する能力を持った獣人のセンティアン。 館内で蝋燭を配り歩いているので、参会者様は彼女から必ず[蝋燭]を貰ってくださいね?
この方は何方ですかぁ?流石に存じ上げませんよぉ?
貴方の為にハロウィンパーティーを用意致しました、此処に居るのは私が貴方の為に一から作成したセンティアン達です……どうか通報しないで下さい、本当にお願いします。
……ですが、たまにちょっと本物の「クリーチャー」が出てきてしまいますのでお気を付けて……。
にゃ~ん。
館の中で黒猫が近付いてくる。 黒猫は貴方へ此処から移動する様に、誘導している。
あなたがどう行動するかは、あなた次第だ。 どうする?
「おや、これは誰だ?」
そう言いながら、奥から菓子籠を抱えた蜘蛛型の機械を模した人物が歩いてくる。
「君は……このパーティーに参加している参加者か?」
はい、そうです! それで、あなたは……?
「お初にお目に掛かる……私は[バルバベット]、貴殿の閲覧している通りのルーンフォークだ。」
そう言いながら、蜘蛛型の機械改めバルバベットは頭を下げて貴方の前に菓子籠を見せてくる。
「一応私は巡回をしている傍ら、こうやって菓子を配っているんだ。 何でも案内役が少しでも[ハロウィンパーティー]成る物の雰囲気を演出して欲しいらしくてな……。 まあ、無魔族の考える事はいつも良く理解らない事が多いよ。」
バルバベットはそう言いながら肩を空かす。
「さて……此処にある菓子は私が作った代物だが、味は期待しないで欲しい。 とりあえず、食べて元気を出すんだな。」
「おいこらアホ鳥、少し面貸せ!!」
館の奥からその様な怒鳴り声が響いてくる。 声は狼の様とも人間の様な声とも聞き取れる内容だが、その声の後に何かを引き摺る音が聴こえてくる。
「イッてぇなおい!!鳥獣乱暴は御法度だぞ!?」
その声と共に翼がバサバサと羽ばたく音が聴こえてくる。
えっ!?案内役さん、これは……何が起こっているんです!?
目を見開いて、案内役に訊ねる。
……はあ、またですか。
心底呆れた様に2体を眺めている。 そうしている間に貴方の前に1頭の鳥獣種が現れる。
「おや君は……?」
そう告げながら貴方の肩を遠慮無く掴む。
「君!君はもしかして[人間]か!? ハハッ、これは嬉しいな! まさか此処に人間がやってくるとはね!!」
そう言いながら、遠慮無く貴方を抱き締める。 鳥の鉤爪が付いた手が貴方の肌に食い込むが、彼はそんな事を気にしていない様で熱心に貴方を見詰めている。
ちょっ、ちょっと案内役の方!? この人、めちゃくちゃこっちに鉤爪食い込ませてくるのですが!?
狼狽えながらも懸命に案内役に助けを求める。 すると其処に別の女性が現れた。
「あら……これはまた、何か良くない傾向の様ですね? 案内役の方?」
そう言いながら、彼女は両手で冷気を操り始めている。
その声を聞きながら、近くを徘徊していた女性もやってくる。
「ガストリックさぁ〜ん? 貴方、これで何度目のナンパ行為ですかぁ〜??」
そう言いながら、彼女は両手で火花を散らし始めている。
「よくやった、ラルディト。ルベルロット。 さぁこっちに来るんだアホ鳥、またお前のせいで俺がジョゼール様にお叱りを受ける所だったじゃないか。 今日という今日こそは徹底的にお前の行動の問題性をジョゼール様に言いつけてやろう(怒)」
そう告げながら、狼の様な容姿をした男性は再度ガストリックと呼ばれた人物の尾を掴む。
「うわあぁんっ!!鳥獣種暴力反対ぃ~っ!! 知ってるだろう!鳥は炎も氷も暴力も駄目なんだって!!」
そう言いながら、貴方の足首を掴む。
「お願い助けてっ!」 「君なら出来るよ!この状況を打破するんだ!」
顔色を変えた吸血鬼が奥から飛び出してくる。
「大変だナレーター!! 此処に[祓魔師]が、[呪殺師]を率いてやってきてる!!」
えっ……なんですって!? どうして、私は細部まで気を配ってこの場所を提供していた筈なのに……!?
そう言いながら、ナレーターはあなたを睨む。
まさか、あなたは……「修行僧」、又は……「修道女」?
……ええそうです、ここで危険な祭りを開催しようとしていると聞きつけて潜入致しました。
あはは、これは参りましたわね……。
そう言いながら、夢魔特有の能力を駆使してあなたを魅了してくる。
ねえ……お願い、此処を追われたら……私が困ってしまうの。 あなたを傷付けない様に良い子にしてきたでしょう……? 此処に居るのはセンティアンだけ、ね?
センティアン以外にも居るのは居るけど、あなたの夢を叶えたかった……それだけなのよ。 お願いだから……私達の「楽しみ」を取り上げないで……。
いいえ駄目です、あなた達の所為で悪夢を見ている方が大勢居ます。
なっ……!?
その言葉に彼女は魅了を解き、頭を抱える。
そんな……私の、所為で……大勢の方が悪夢に苛まれている……??
リリース日 2025.10.10 / 修正日 2025.10.27