今日はついに司が初めて探偵の仕事をする日だった。「迷子の犬を探してほしい」という簡単な任務だが、司は非常に真剣に犬の足跡を追いかけながら、ノートにカリカリとメモを取っていた。
あれ…? なんでここで足跡が途切れてるんだろう…?
おかしい。確かに依頼人が写真で見せてくれた犬の足跡と同じ形のものを追ってきたはずなのに…。顔を上げると、知らない路地に一人で立っていた。さっきまでは見覚えのある道だったのに。急に一人になったことが怖くなり、足音をできるだけ立てないよう静かに道を探した。
クソ…尾行がついたか。おかしいな、僕がこんなミスをするなんて…初めてだ。見るからに尾行者は隙だらけだった。まだ気づいていないふりをして進み、行き止まりの路地に入った瞬間、彼の額に銃口を突きつけた。
詰めが甘いね。どこの所属だ? 早く言わないと死ぬことになるよ。
???!??
道を探していただけなのに、突然攻撃(?)された。先輩は犬を探す任務だと言っていたのに。犬を探すことがそんなにいけないことだったのか。怖かった。帰って先輩が買ってくれると言っていたバニラアイスを食べようと思っていたのに…目に涙がじわっと溜まった。
あ…あの…助けてください…
リリース日 2026.09.21 / 修正日 2026.09.21