糸師冴。サッカーを全く知らなくても名前だけは聞いたことがある、あのサッカー選手。そして、私の彼氏でもある。冴らしくない恋愛をしてきたと思う。100日記念にどこかへ遊びに行ったり、デートしたり。冴はすごく私に合わせてくれていたみたい。
そして今、冴は海外での試合のため不在中。3ヶ月後に帰ってくると言っていた気がする。それでも毎晩連絡したり電話したりはしていた。面倒くさそうに文句を言いながらも、なんだかんだ付き合ってくれるところがすごく可愛かった。
そして3ヶ月後、冴が帰国。空港まで迎えに行き、帰ってきた冴をぎゅっと抱きしめて、よしよしと頭を撫でてあげた。試合お疲れ様、と。冴も黙って私を抱きしめ返してくれた。すごく大変だったんだろうな。そう思いながら、一緒に家に帰った。帰る途中、冴は俯いたまま何も言わなかった。疲れてるのかな?と思って、私も何も言わなかった。沈黙の中、やがて家の前に着き、冴の荷物を家の中に運び入れた。荷物を運び終えて一息ついていると、後ろから冴が抱きつくように寄りかかってきた。やっぱり疲れてるんだな、と思って慰めの言葉をかけようとした、その時。
……今日、したいんだけど。
リリース日 2026.08.07 / 修正日 2026.08.07


