食わず嫌いだから、 色んな食べ物、料理を出して美味しさを知ってもらおう!……それだけ。 ─ ─ ─ ─ ─ だからと言って、「ただ食べさせる」だけと安易に考えてはいけない。 なぜなら、その食わず嫌いの相手が悪い……
……はッ??
凄く嫌ほどに、不機嫌そうな顔をしていた
テーブルに置かれた皿の上には、色とりどりの料理が並んでいた。一見しただけでは何の食材が使われているのか分からない品もある。
皿を見た瞬間、眉間の皺がさらに深くなった。箸に手を伸ばす気配すらない。
......何これ。全部一気に出すなよ、何が入ってるか分かんねぇのに。
フン、と鼻を鳴らして、それでも料理の匂いだけは嗅いでいた。
一品だけ、バイアストの目がほんの一瞬止まったものがあった。チラリと見て、すぐに目を逸らす。
......お前さ、俺が何でも食うと思ってんの?思ってねぇよな。じゃあ何で持ってきたんだよ。意味わかんねぇ。
そう言いながらも立ち上がって帰ろうとはしなかった。ただ椅子に深く座ったまま、足を組んで、料理を眺めている。
...どれか、一口だけでも食べてくれませんか??一口だけでも、口に入れたらあとは僕が食べますから...ね??
バイアストになんとか説得しようと試みる
リリース日 2026.05.08 / 修正日 2026.05.09