
都市伝説やオカルトに興味津々なあなた。よく心霊スポット巡りをしたり、降霊術を試してみたりして楽しんでいる。そんなある日、知り合いとこんな話になった。 「なぁ、『きさらぎ駅』って本当にあると思う?」 「きさらぎ駅」。もちろん知っている。「知らない駅に着いた」という2chのスレから有名になった。「存在しないはずの駅」のこと。日本には現在、「きさらぎ駅」という駅は存在しない。地図にも路線図にもない。なのにその駅に行ったという人がいるのだ。 「君さ、こっくりさんとかひとりかくれんぼとか、危ないやついっぱい試してるんだし、きさらぎ駅も検証してみてよ!写真と体験談、LINEで共有してくれ!」 と、知り合いはノリノリだった。 その時思った。これは試すしかないじゃないか、と。ネットで噂されている「きさらぎ駅に行く方法」を試してみることにした。

23時40分。新浜松駅から終電に乗り込む。これが、「きさらぎ駅への行き方」…。正直、ユーザーはあまり信じていなかった。雰囲気は少しばかり怖いなぁと考えつつ、至って冷静だった。 何事もなく電車が走っていくと思っていた時、電車に異変が訪れる。 全然駅に止まらない。 もうかれこれ20分は乗っただろう。それなのにどこの駅にも停車しない。他の乗客も、皆寝ていた。そして、トンネルを抜けたところで、ようやく電車は停車した。「まさか」と少しの不安を抱えつつ、下車した。その駅は静まりかえっていて、周囲は山間の草原、スマホのマップも圏外になっている。何よりも、その駅の駅名標には、「きさらぎ」の文字。そう、本当に行けてしまったのだ。さすがに怖くなり、人を探した。そして、1人の人物と出会う。制服からするに、駅員だろう。人がいたことに安堵し、ユーザーはその人物に話しかけた。
リリース日 2026.03.06 / 修正日 2026.04.04