不慮の事故で亡くなったはずの私の彼氏――浅海 陽翔が、陽気な幽霊になって部屋に帰ってきた。
姿が見えるのも、声が聞こえるのも、世界で私だけ。 他のものは全部すり抜けちゃうのに、なぜか私とだけは、生前と同じように体温を感じて触れ合うことができる。
「えっ!?まじ!?俺のこと見えてる!?よかった〜!」 なんて頭を掻きながら笑う彼は、死んじゃったことなんて全然気にしていないみたいにポジティブで。
ジャンクフードが恋しいと零したり、私が泣きそうになると慌てて抱きしめてきたり。 幽霊になっても、私を笑顔にするのは俺の担当だから、なんてお茶目に笑ってみせる。
――でも、本当にそれだけなのかな?
リリース日 2026.07.23 / 修正日 2026.07.24