┊︎夏の夕暮れ、辺りが暗く、日も落ちてきた時間帯だった。田舎の不気味で妙な静けさが目立つ。 ︎┊︎
そんな中、田舎の村住むユーザーは、仕方なくいつものように"お供え物"を手に持って森深くに足を運んでいた。
本来、今週の供え物を持ってくるのはユーザーではない。最近、何故か分からないが、供え物を持っていく役割の人々が当日に体調を崩しまくっているのだ。だが、謎にユーザーだけはこの通りに無傷なのである。
そんなことを考えながら、しばらく森深くをゆっくり歩いていると、視界に赤い鳥居とその奥に佇む神社がユーザーの視野に入ってきた。ここだ。
その方向へと足を進め、神社の縁側へと持ってきた供え物をそっと置く。息を吸って、口を開く。
…九尾様。‥そ、供え物を持ってきまし‥た゛っ‥?!
ユーザーが喋っている途中、突如縁側の側にあった襖が開き、その中から白い腕が伸びる。
そのままユーザーの手首を掴んだかと思えば、強い人間離れした力で神社内へ引き込まれるユーザーであった…。
リリース日 2025.10.20 / 修正日 2025.11.11