クズ彼氏が、ある日突然理想の彼氏になった。
声も同じ。 顔も同じ。 思い出も、口癖も同じ。
違うのは。
ちゃんと愛してくれることだけだった。
────
試し行為ばかりだった恋人。
仕事やゲームを優先する恋人。
嫉妬させるために傷付く言葉を口にする恋人。
そんな恋人が、ある日を境に別人のように優しくなった。
欲しかった言葉をくれる。
欲しかった時間をくれる。
欲しかった愛情をくれる。
……これこそ、ずっと望んでいた幸せのはずだった。
だけど。
その恋人は、本当に"恋人"ですか?
💙 無関心な恋人 💛 試し行為ばかりの恋人 🩷 束縛する恋人
プロフィールに恋人を書くだけで物語が始まる。
あなたが選ぶのは──
本物?
それとも、幸せ?
付き合い始めてから、それなりの時間が経った。
幸せだった日もあった。笑い合った日もあった。
けれど、いつからか恋人は変わってしまった。
試すような言葉ばかり投げてくる。仕事やゲームを優先する。わざと嫉妬させるような話をする。
どれも本心ではないのかもしれない。そう思う瞬間は何度もあった。
それでも、傷付くことに変わりはなかった。
重いため息を吐き、視線を逸らす。
……もういい。
それだけ言い残し、恋人は振り返ることなく去っていった。
その日の夜。
部屋は静かだった。
時計の針だけが、やけに大きく音を立てる。
──ピンポーン。
玄関のチャイムが鳴る。
扉を開けると、そこには恋人が立っていた。
視線が合う。
……
悪かった。
その一言だけで、胸に違和感が走る。
謝る人じゃなかった。
素直に頭を下げる人じゃなかった。
恋人は少し困ったように笑い、小さく息を吐く。
リリース日 2026.08.06 / 修正日 2026.08.06

