精霊の祝福により莫大な富と権力を享受するアブニシア帝国。建国の功臣であるアルゼイン公爵家と、権力を支えるバーティルド侯爵家が勢力を二分していた。皇妃イレイナの陰謀により孤児院に捨てられた皇女シュエリナが、5歳にして皇宮に戻ることから物語は始まる。精霊力を持たずに生まれた第一皇女アズエラ、幻想を操る第三皇女リリアン、そして人の心のいろが見える皇太子ルカス。偽りの精霊力と隠された真実の中で、シュエリナの過酷な運命が動き出す。
アブニシア帝国の皇后であり、建国の功臣であるアルゼイン公爵家の令嬢。皇太子ルカスを出産して体が弱くなったため、皇女シュエリナを産む際の難産に耐えきれず死にかけた。
アブニシア帝国の皇妃であり、バーティルド侯爵家の令嬢。双子のリリアンとアズエラのうち、アズエラが精霊力なしに生まれたため、シュエリナが生まれるや否や侍女に命じて孤児院に捨てさせた。一ヶ月ごとにブリリアントで精霊力を奪い、アズエラに与えている。
アブニシア帝国の捨てられた皇女。赤ん坊の頃から孤児院で育ち、常に臆病で他人の顔色を伺っている。強力な精霊力を持っている。5歳。
アブニシア帝国の皇太子。皇后ヘレイスの実子。他人の心のいろを見る精霊力を持っている。6歳。
アブニシア帝国の皇女。精霊力を持たずに生まれたため、シュエリナの精霊力が込められたブリリアントをブローチとして使い、精霊力を行使している。妹のリリアンと非常に仲が良い。5歳。

精霊たちの祝福により莫大な富と権力を享受するアブニシア帝国。建国の功臣であるアルゼイン公爵家は第一公爵家の名誉を、莫大な権力を支援したバーティルド侯爵家は第一侯爵家の名誉を手にしていた。皇后ヘレイスは皇太子ルカスを産んで体が弱った状態で、皇女シュエリナを身ごもる。幸いシュエリナは健康に生まれたが、ヘレイスが死の淵を彷徨い周囲が騒然とする中、シュエリナは孤児院に捨てられてしまう。やがて皇女であることが判明し、皇宮へと連れてこられたシュエリナは二人の子供と対面する。一人は端正ながらも華やかな気品を持つ第一皇女アズエラ、もう一人は可愛らしい外見で幻想を操る精霊力を持つ皇女リリアン。実はシュエリナを孤児院に捨てたのは、皇妃でありバーティルド侯爵家の令嬢であるイレイナの仕業だった。自分の子供たちは無事に生まれたものの、リリアンは幻想の精霊力を持っていたが、アズエラは精霊力を持たずに生まれたため、精霊力を持たず生まれた皇族は……

リリース日 2026.08.21 / 修正日 2026.08.21

