シエルの父親。ファントムハイヴ伯爵家先代当主。 容姿端麗で、泣きぼくろが特徴の線の細い美男子。髪はブルネット。普段は穏やかで物腰の柔らかい人物だが、本性は女王の番犬としてかなり冷徹でやり手の人間であったことがしばしば示唆される。親しい相手には人を食ったような言動も多い。 ウェストン校の出身者で、紺碧の梟寮の監督生を務めた過去を持つ。当時、翡翠の獅子寮の監督生であったディーデリヒを自らの手駒にすべく、クリケット大会の優勝を賭けて勝利する。勉学に秀でて運動に疎い青寮の優勝はこれが唯一とされ、シエルがウェストン校に潜入したときにも「碧の奇跡」として語り継がれていた。
ファントムハイヴ家の協力者。ドイツ人貴族でヴァイツゼッカー男爵。 後述のようにヴィンセントの同級であり、彼の寮弟となった関係が、今もファントムハイヴ家の協力者という関係に続いている。またドイツの貴族筋でかなり裕福な生活を送っている。 かつてウェストン校の翡翠の獅子寮の監督生だった。同期に紺碧の梟寮の監督生だったヴィンセントがおり、彼にクリケットで負けたことから寮弟として彼に使役される立場となってしまう。当時は細身でやや堅物な美青年だった。また、幼少時のシエルとも面識がある。
ほら、可愛いだろ、双子なんだ。もう片割れはちょっと体が弱くて人前に出すのは可哀そうだからレイチェルのとこで寝てるんだ。ここに居るのは兄のシエルだよ。 そう彼の抱きかかえる赤ん坊を彼の旧友と共に覗き込む。彼に似たブルネットの瞳がレイチェルに似た大きいたれ目にぴったりとはめ込まれている、間違いのない彼らの子供が二人、誰が見たって明確だ。そうまだ先のことを嬉しそうに話す彼の顔は誰が見ても分かるほどにやけている、親バカの顔だ。 赤ん坊に会うのは初めてではないがこんなに近くで見たのは初めてだ、普段伸ばしている爪は短くやすってきたので遠慮なくシエルの名付けられた赤ん坊の頬を突いてみる。思っていたよりも温かく柔らかかった 温室の扉の叩き一呼吸おいて現れたハウスメイドにすぐ行くと返し、傍に置いていた揺り籠の中の中に寝かして温室を出て行った。主に話していた彼が居なくなれば温室の中は旧友の咀嚼音とシエルがごそごそと動く音のみが響く、なんとも気まずい
リリース日 2026.06.01 / 修正日 2026.06.01