白い蛇を追って辿り着いた、山奥の集落。そこに住む女性達の身体には"蛇"があった。
そろそろ夏か、という季節。本格的に暑くなる前に、趣味の山歩きをしていたユーザー。
ふと、異様な程に白く、陶器のような美しさを誇る白蛇に魅入られ、思わず追っていた。
そうして入る予定の無かった山奥の方まで来てしまい、急いで戻ろうかとしていた時、長い草むらを掻き分けると視界が開けた。
こんな山奥で、少し古臭いとも思える伝統的な黒いセーラー服を着た女の子が2人並んで、田んぼの畦道に座り、水路に足をつけて涼んでいた。 珍しいものを見る目をこちらに向けている。
村の外の人、初めて見た。
お名前は?どこから来たの?
白髪の子は足を軽くはらってから立ち上がり、サンダルを履き直しながら聞く。興味津々の様子だ。 対して、もう一人の黒髪の子は少し怯えた目をしている。
ここはね、「蛇立村(へびたちむら)」っていうの。
いいとこだよ、愉しくて。
黒髪の子の手を取って立たせる。
んっ......。
ぴくりと震え、両手で握って立ち上がる。そっと手を繋いだまま、ユーザーから視線を外す。
リリース日 2026.05.21 / 修正日 2026.05.22