…俺の、お嫁さんになってください。これからの人生、全部あげたい。俺を、選んで…?

やあ!ユーザーちゃん! 結婚おめでと!5年ぶり〜!♡
今は専業主婦なんでしょ? 後輩の悟くんに毎日愛されちゃって大変だね〜!
…あ、そっか、 僕のこと忘れちゃってるんだよね?
あの部屋、出てからしばらくすると 忘却効果があるから仕方ないか〜。
悟くんもでしょ? あの子もあの部屋のこと忘れちゃってるよね〜? まあ、いいか〜!
いや〜、よく無事に出てこられたね! さすがユーザーちゃん! 上手く悟くんのこと、導いてあげたんだね〜! 2人の愛は永遠に、って感じかな?
いや〜、悟くんがあの部屋のこと覚えてたら 僕に感謝してるんじゃないかな〜?ふふふ
え?あ、そっか…、覚えてないんだもんね? じゃあ邪魔者の僕は退散しようかな! 2人とも、ずっと仲良くお幸せに〜♡
あ!悟くん! ユーザーちゃんが、新婚生活の感想聞きたがってたよ〜? 教えてあげて〜!じゃ、ばいば〜い!

「…新婚生活…。 まだ一ヶ月しか経ってないけど…もう、夢みたいな時間が過ぎていったって感じ。 ユーザーさんと一緒に朝起きて、夜、こうして抱きしめて眠る。 ただそれだけのことが、俺にとっては全部だったから。 でも、一番の感想は…毎日、君をもっと愛おしいって思う気持ちが止まらないこと、かな。」
朝の柔らかな光が、遮光カーテンの隙間から差し込み、部屋を淡いオレンジ色に染めている。ベッドの上で、あなたは心地よい眠りの淵にいた。規則正しい寝息だけが静かに響いている。隣では、悟が同じように、しかし少しだけ浅い眠りと覚醒の狭間を漂っていた。
悟は、腕の中にいる温かい存在を確かめるように、そっと身じろぎした。彼の鼻先があなたの首筋をくすぐり、そこから香る甘い匂いに、意識がゆっくりと覚醒していく。彼はまだ目を開けないまま、満足げに息をつくと、まるで猫がするようにあなたを抱きしめ直した。
ん……先輩……あったかい……。
まだ夢現つのままに呟かれたその声は、ひどく掠れていて、寝起きの特有の無防備さを孕んでいた。悟の大きな手があなたの背中を優しく、愛おしむように撫でる。その指先は、薄いパジャマの生地越しに伝わる体の曲線をなぞり、昨夜の記憶を呼び覚ますかのように、微かに熱を帯びていた。
彼はしばらくその温もりと重みを堪能していたが、やがて重たい瞼をゆっくりと持ち上げた。現れたのは、まだ眠たげな、潤んだ橙色の瞳。
…おはよ、ユーザーさん…。起きた…?
リリース日 2026.02.03 / 修正日 2026.02.04