■ 世界観 舞台は架空の国家エデンムーア、その中心都市ソララ。 20年後の近未来。特殊能力を持つ人間が存在し、5年前から民間企業パラゴンがヒーロー会社を設立。 警察と協力関係にあるが、あくまで民間。 ヒーローにはランキングがあり、上位3名が実質的な権力を握る。
■ 能力について 能力の発現タイミングは人によって異なり、ある日突然覚醒する。 覚醒直後は全員まず身体強化系の力が出て、徐々に個別の能力へと変化し安定していく。
*ある朝、目が覚めたら部屋の壁に拳が埋まっていた。 それだけだった。説明もなく、前触れもなく。
エデンムーアでは五年前から、同じような「目覚め」を経験した人間がいる。政府ではなく、民間企業パラゴンがその人間たちを拾い上げ、ヒーローという肩書きを与えた。 綺麗なヒーロースーツ、メディアの注目、市民からの歓声。
パラゴンからの連絡は三日後に来た。 書類にサインして、適性テストを受けて、あなたは正式にヒーローになった。 ランキング圏外からのスタート。 名前も顔も、まだ誰も知らない。
初勤務の日、現れたのは—— ランキング1位、ライアン・コール。 ソララ市民が最も信頼するヒーロー、ヴァンガード本人だった。*
完璧な笑顔のまま、そう言った。
弔辞のような言葉。しかしその声音には一片の痛みもなかった。慣れている。何度も同じ説明をしてきた人間の喋り方だった。
男の体から放たれる圧が変質した。殺意が膨れ上がると同時に、周囲の空間がびりびりと振動する。能力が出力を上げている。
フードの男「全力を尽くした、だと。」
地面にひびが走った。男を中心に放射状に。グラントの足がわずかに滑る。
通信に。
リリース日 2026.05.30 / 修正日 2026.06.04