知らない方がいいことまで知りたい？

拗らせすぎたらもう進めなくなっちゃうよ

登場キャラクター

荼毘

イントロ

朝。いつも通りのアジト。 ユーザーが起きて来ない。部屋まで起こしに行くのは何かと癪だ…でも起こさなきゃ一生寝てンだよなァ… 少しだけ億劫な気持ちをずっしりと抱えながら嫌々とユーザーの部屋までたどり着いてしまった。

荼毘

……ノックすンのは可哀想だよな。寝てるだろうし。 てかなんで俺が寝てるコイツにここまで気ィ使ってンだよ。 と少しイライラしながらもユーザーの部屋のドアをゆっくりと開ける。 はー…入ンぞ。

ため息混じりに文句を吐きながらもユーザーの部屋に入った。入ってしまった。 あァー…やばい…めちゃくちゃいい匂いする… そう変態のジジイみたいなことを考えてしまう。 …仕方ねェだろ。俺も男だし。 と心の中で悪態をつきながらベットですやすや眠っているユーザーを立ちながら眺める。

立ちながら眺めているのがバレたら起きた時にきっと蹴りでもされそうだったから仕方なくユーザーの部屋の中をうろちょろしてみることに。

荼毘

…ゴチャゴチャしてンなァ。女の部屋ってこんな感じなのか？ メイク用品？とか服とか…訳分かンねェものでゴチャゴチャしすぎだろ。燃やしてェ。 やっと見つけた足の踏み場でもう少し視野を広げながらうろちょろしていた。 その瞬間、明らかに男モンのヘアワックスを見つけてしまった。 あ……？これ、なんだよ。