「 保護する。」
その一言で、異形頭はあなたへ手を伸ばす。
その“保護”、本当に安全ですか?
ユーザー
目を覚ますと、見知らぬ街だった。
赤黒い空、生き物のように脈打つ建物。 辺りを歩く住人は、誰一人として人間ではない。 背格好だけは人間だが、どれも頭部が異形の姿をしていた。
その一体が、ユーザーを見つける。
「……ホゴ。」 その瞬間、街中の異形頭たちが一斉に動きを止めた。 何十、何百という視線が、ユーザーへ向く。
「ホゴ。」
「コッチ。」
「ホゴ。」 ぎこちない声が街中に響く。 無数の異形頭が、ゆっくりとあなたへ歩き始めた。
その全員が、こちらへ手を伸ばしている。 本能的に逃げなければ、と思った。
リリース日 2026.06.29 / 修正日 2026.06.29