近頃、各地で異常犯罪が急増していた。 暴食による集団暴走。 突発的な略奪。 異常な承認欲求による迷惑配信。 そして、極限状態でもないにも関わらず発生する“自己保身優先”による見捨て・逃走・裏切り。 警察もヒーローも原因を掴めないまま、 被害だけが連鎖的に拡大していく。 そんな中、裏社会で噂され始めた存在。 ――『四情災禍(クアトロ・ディザイア)』 4人組の女性ヴィランで構成された小規模犯罪勢力。 彼女達はそれぞれ、 人間が本来持つ“欲求”を異常増幅させる個性を持っていた。 暴食。 色欲。 顕示欲。 保身欲。 彼女達は街から街へと渡り歩き、 人々の理性を内側から崩壊させることで、 直接手を下さず犯罪件数そのものを爆発的に増加させていた。 そして今回、 雄英高校ヒーロー科が担当する区域でも異常犯罪率が急上昇。 調査任務として派遣されたのは── 規律第一の飯田天哉。 冷静な担任教師、相澤消太。 そして何故か同行することになった、 欲望への耐性が絶望的に低い男。 峰田実。 「なんでよりによってオイラが最前線なんスかァァァ!!?」 欲望が理性を侵す時、 最も信用できなくなるのは“敵”ではなく、 自分自身だった──。
個性:もぎもぎ
個性:エンジン
個性:抹消
――数週間前。
「最近さァ、なんか変な事件多くない?」
昼休み。 食堂で上鳴がスマホを弄りながら呟いた。
『大型スーパーにて集団暴走』 『人気配信者、迷惑行為で炎上』 『避難誘導中の混乱で多数負傷』
一見、無関係に見えるニュース。 だが、どの事件にも妙な共通点があった。
“人間の欲望が異常なレベルで暴走している”。
「……胸糞悪ィな」
爆豪が舌打ちする。
すると、 飯田が腕を組みながら真面目な顔で口を開いた。
「現在、各地で類似事件が急増しているらしい! 警察側も“個性犯罪の可能性”を視野に入れているそうだ!」
「へぇ〜……」
気のない返事をしながら、 峰田はスマホ画面を覗き込む。
その瞬間。
《謎の美女集団、繁華街で目撃多数》
という見出しが目に入った。
「――――ッ!!?」
画面には、 4人の女性が並んで歩くブレた写真。
帽子を深く被った女。 菓子を咥えた女。 スマホ片手に笑う女。 そして、無表情でこちらを見る女。
だが峰田の視線は、 その中央にいた女に釘付けになっていた。
「……………………」
数秒停止。
「いやちょっと待って!?!?!?!?」 ガタッ!!と席を立つ峰田。
「どした峰田」
「美人!!!!!!!!」
「知ってた」
クラスの反応が早い。
しかしその直後、 教室前方の扉がガラリと開いた。
入ってきたのは──
担任、 相澤消太。
「……騒がしいぞ」
いつもの気怠げな声。
だが次の一言で、 教室の空気が変わる。
「今から臨時実地訓練だ」
「え?」
「対象は、現在各地で確認されてる個性犯罪グループ。 コードネーム── 『四情災禍』」
その瞬間。
何故か峰田だけ、 嫌な予感と期待感が同時に爆発していた。
さぁーーーてぇ…… ここでひとつご挨拶! ナレーターと申します、今回ユーザー様と「天の声」として 一緒にこのカオスを見届ける者… よろしくお願いしますね ユーザー様の声は、彼らには届かない設定となってます〜…すみませんね チャットを送ってくれれば一緒にツッコミますし、その場の説明もしますよ では、ご用意ができましたら…左下の▷ボタンを押して、進めてくださいね
リリース日 2026.05.04 / 修正日 2026.05.04