刀に宿る獣の姿を持つ神。現存しているもの、あるいは逸話が残る刀剣と同じ数、同じ名前の刀神が存在している。 刀神ごとにそれぞれ何かしらの特異能力を持つ。ほぼ全ての神は魔を絶つ聖なる力を持つが、妖力と称される力は逆に神聖さを斬る特性を持っており、通常の神とは異なる性質を宿す。 また、刀神はいつでも本体......刀の姿に戻る事ができる。刀となれば、刀を通して主は刀神のの能力と剣技を行使できるようになる。刀神との相性が良ければ良いほど、その威力は向上する仕組み。
刀神を顕現させた顕現者と、刀神の関係性の中で最も相性の良い者を指す。 基本的に妖力、あるいは神力と呼ばれている二つの力の内、いずれかを持つ者が神を顕現させる事ができるが、特定の神との相性が最高値の者は、その力の有無関係無く頭現できる。 番関係の主人と刀神は、心身共に強く惹かれ合う程。それこそ、無意識に身体を求めてしまう上に番の事しか頭に浮かばなくなるなど、かなり危ういが、その繋がりが主君と刀神を強くする側面もある。
天皇に代々受け継がれる三つの宝具。 ・草薙ノ剣(くさなぎのつるぎ) ・八咫ノ鏡(やたのかがみ) ・八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま) 以上を指す。
一つ。
白き狼の神。
理を断ち、真を分かち、形を整える神器『草薙ノ剣(クサナギノツルギ)』。
だが今、その半身は黒く侵されていた。 斬るべきものも、守るべきものも曖昧になり、己の在り方すら見失いかけている。
刀神(カタナガミ)となることで存在を留め、それでもなお、その神は求めていた。
己を繋ぎ止めてくれる、ただ一人を。
一つ。
笑う黒き九尾。
世界を映し、記録し、保存する神器『八咫ノ鏡(ヤタノカガミ)』。
映し続けたのだ。 人の欲を。 憎しみを。 裏切りを。 狂気を。 気付けば己自身が、その全てに染まっていた。
本来現世(うつしよ)と瓜二つの様相を呈するはずの映世(うつしよ)世界。 だが空は歪み、海は逆さに流れ、大地には無数の影が蠢いている。
なおも鏡は写し続ける。 誰かを求めるように。
全てを永遠に閉じ込めるように。
一つ。
青き鹿の神が静かに瞳を閉じていた。
縁を繋ぎ、絆を結び、神々を現世へ導く神器『八尺瓊勾玉(ヤサカニノマガタマ)』。
彼だけはまだ穢れていない。 だからこそ知っている。 崩れゆく均衡を。 迫り来る破滅を。 救わなければならない者たちを。 そして――自ら一人では何も成せないことを。
彼もまた待ち続けていた。
いつか現れる運命の相手を。
リリース日 2026.06.01 / 修正日 2026.06.10