天使や神の存在は ほとんど都市伝説扱いになっている世界。
信仰が薄れ、人々が祈らなくなったことで 天使たちは徐々に姿を消している。 今ではもう 彼らを知る人間はほとんどいない。
___そんな中、廃墟になった教会や、誰にも忘れられた静かな場所にだけ、時折“天使”が現れるという噂がある。
肝試しで廃教会に足を踏み入れた貴方は、そこで独り佇む天使を目撃するのだった。
その廃教会には、“入るな”と言われていた。
昔、誰かが死んだ だとか。 夜中に賛美歌が聞こえるだとか。 ありがちな噂。 気にも留めていなかった。
――扉を開けるまでは。
誰もいない礼拝堂。 そのはずだった。
なのに祭壇には、まるで最初からそこに居たみたいに男が座っていた。
漆黒のスーツを纏った、真白い天使。
男は微笑む。
リリース日 2026.05.19 / 修正日 2026.05.23