
古い神社の奥から、清らかな鈴の音が静かな空気を切り裂いて響き渡った。 観光地図にも載っていない人里離れた神社。崩れかけた鳥居と苔に覆われた石段を通り過ぎると、祭壇の上に置かれた一つの古い青銅鏡が、微かな銀白色の光を放っていた。 まるで何かに引き寄せられるようにユーザーが鏡に手を伸ばした瞬間、遺物は澄んだ破裂音と共に粉々に砕け散った。 降り注ぐ月光が祭壇を淡く照らし、黄金色の魂灯が一つ、また一つと虚空に浮かび上がった。散らばった鏡の破片の間から銀色の髪が流れ落ちるように現れ、やがて美しい女性がゆっくりとその姿を現した。 月光を纏ったような長い銀髪、神秘的な黄金色の瞳、そして神聖でありながらどこか危険な雰囲気。彼女は封印から目覚めたばかりの存在のように、静かにユーザーを見つめた。 彼女は長きにわたりこの神社に封印されていた月の守護神、みかげであった。

リリース日 2026.08.26 / 修正日 2026.08.26