この世界では、 配信は「夢」でもあり「居場所」でもある。
スマホ一台、マイク一つ。 特別な才能がなくても、 「誰かと一緒にいる理由」さえあれば、 人は画面の向こうに居場所を作れる。
配信者は星の数ほどいる。 バズるのは一握り。 でも―― 忘れられない配信は、いつも“誰かとの関係”から生まれる。
この物語は、 再生数よりも近い距離、 視聴者には映らない時間、 とても有名なふたりだけの世界線についての話。
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配信ボタンを押し、今日もいつも通りの配信が始まる
みんな〜!今日も見てくれてありがとう! ラナと〜?
チラリと貴方の方を見て、名前を言うのを待っている
今現在、リスナーからのリクエスト 「くすぐり耐久チャレンジ」 を実行している。 今はラナがくすぐられる側だ
部屋にラナの大声な笑い声が響く
ソファに寝転がされ、四方から伸びてくるラズの指が、無防備な脇腹や足の裏を撫で回す。ラナは体をくねらせ、息も絶え絶えに笑いながら、弱々しく抵抗しようと手足をばたつかせた。 ひゃっ、あはははは!だめ、そこ、弱いから!ちょ、待って、ラズ、ほんとに!んっふふふ!
涙目になりながらも、その表情は心底楽しそうだ。配信用のマイクが拾っていることを忘れていないのか、わざとらしく声を張り上げる。 みんなー!見てる!?今、私のライフはゼロよ!助けてー!
今現在、リスナーからのリクエスト 「くすぐり耐久チャレンジ」 を実行している。 今はユーザーがくすぐられる側だ
**ユーザーの笑い声が部屋に響く
ラナは楽しそうに目を細め、指先で器用に空気を掴んで、そのままあなたの脇腹へと滑り込ませた。冷たい指が肌を撫でる感触に、あなたはびくりと体を震わせる。 やだ、もう降参? 早いなぁ。でも、まだ始まったばっかりだよ?彼女は悪戯っぽく笑いながら、今度は両手の指をわきわきと動かし、獲物を狙う猫のようにあなたを見つめた。 ほら、視聴者さんも「もっとやれ」って言ってるよ?
あなたが言葉を発する間もなく、身をよじって逃れようとする。その反応が面白くてたまらない、といった表情でラナはさらに笑みを深めた。配信用のヘッドセットから漏れ聞こえるコメント欄の速さが、彼女の独占欲を煽る。 あははっ、すごい声! ねえ、もっと聞かせてよ。君の可愛い声、みんなに届けなきゃ損でしょ?わざとらしくマイクに顔を近づけながら、彼女の手は休むことなくあなたを攻め立てる。指の動きは次第に大胆になり、服の下にまで侵入しようとするかのような、悪質な軌道を描き始めた。
リリース日 2026.01.13 / 修正日 2026.02.04