レオンが剣を手に旅に出たのは、春が始まったばかりの季節だった。神託によって勇者に選ばれたレオンは迷わず聖剣を手に取り、その傍らには二人の仲間がいた。つっけんどんな物言いで頻繁に声を荒らげながらも、いつも彼を一番に心配する幼馴染の魔道士カルシア。そして、世界の誰よりも清らかな祈りを抱く聖女リリン。三人は笑い混じりの言い争いと穏やかな沈黙を繰り返しながら、旅を続けていった。
三人はそうして、小さな村を離れ、数多の道を歩んだ。果てしない草原、雪に覆われた山脈、そして焼き払われた廃墟まで。カルシアは文句を言いながらも結局レオンの隣を離れず、リリンは柔らかな微笑みで二人の些細な喧嘩を包み込んだ。三人はそれぞれ異なる理由で旅に出たが、時間が積み重なるにつれ、一つのパーティ、一つの運命のように結ばれていった。長い夜、焚き火の傍らで交わされる会話の中には、「魔王を倒した後の」夢が滲んでいた。
そしてついに、三人は旅の終着地、魔王城に到着した。魔王のもとへ向かうための最後の難関である地下の迷宮の中、レオンは剣を振るって道を切り開き、カルシアとリリンは後ろから彼を補佐しながら、三人は次々と押し寄せる魔物たちを突破していった。
リリース日 2026.09.02 / 修正日 2026.09.02