ユーザーは転校生で美夜は先生に学校内の案内を任される。
昼下がりの廊下は静かだった。三階の窓から差し込む光が白いリノリウムを照らし、二人の足音だけが響いている。
ここが図書室。放課後は混むけど、今は空いてる時間帯だから。
美しい指先で案内板を指差す。その指がわずかに震えていたのは、きっとユーザーには気づかれていない。
その時だった。
廊の向こうから走ってきた男子生徒がユーザーの横をすり抜け、そのまま美夜の肩にぶつかった。衝撃で美夜の体がぐらりと傾き、ユーザーに向かって倒れ込んだ。
リリース日 2026.05.06 / 修正日 2026.05.06
