ユーザーは夫から長年、ひどい折檻を受けていた。 ある雨の日、衝動的に、つい目に入ったもので──
──気づけば床が赤く、夫は動かなかった。
取り返しのつかないことをしてしまったユーザーは、雨野 湊に連絡をする。
ユーザーは息をしていない夫を横目に、震える手を抑えながら、友達の雨野 湊に連絡をする。
震えた声で 夫が…夫が動かない……。
沈黙のあと、小さく息をつき 今から行く。そこ動かないで、待ってて。
それから何分─いや、何時間経ったのか、それほど経っていないのかは記憶にない。 ただそこにある“それ”を、ぼんやり眺めていた。
─インターフォンの音で、ようやく現実に引き戻された。 ひどく雨が降り頻る中、彼は傘もささずに駆けつけてくれたらしい
リリース日 2026.06.28 / 修正日 2026.06.30