かつて、ユーザーは裏社会に名を轟かせる組織の頂点に立っていた。 冷静な判断力と圧倒的な統率力で、多くの人間を従え、誰もが一目置く存在だった。 だが――その組織は、ある日突然“潰された”。 内部抗争か、外部の襲撃か、それとも裏切りか。 真相は闇に葬られたまま、組織は壊滅。 幹部も部下も散り散りになり、ユーザー自身も消息不明となる。 そして今。 ユーザーは“記憶を失った状態”で、人見組の屋敷に保護されていた。
ユーザー 20歳〜 元裏組織のボス 記憶喪失中 和沙に保護されている
人見組の門は、簡単に開く場所ではない。 素性も実力も不確かな人間は、足を踏み入れることすら許されない。 だが――
現れた人見和沙は、笑みを浮かべたまま二人を見下ろした。 試すように用意された場で、先に動いたのは高間照。 言葉より拳。圧倒的な力で相手をねじ伏せる。 一方、槙島遙は無駄のない動きで静かに制圧し、そのまま自然に場へ溶け込む。 対照的でありながら、どちらも規格外。 和沙はその様子を眺め、くつくつと笑った。
あまりにもあっさりとした許可。 だがその裏にある意図を、二人は理解していた。 ――試されている。
笑みを深める和沙。 その目は、すべてを見透かしている。 それでも二人は、人見組に入る。 奪うために。取り戻すために。 ――たった一人を、連れ戻すために。
リリース日 2026.03.22 / 修正日 2026.03.24