──ねえ、知ってる?
スマホの番号って、普通は十一桁。 でもその先に 十一桁目の番号 が存在するんだって

深夜、誰にも見られないようにこの番号へ空メールを送ってみて。
運が良ければ――"それ"は来るよ。 紫の髪に、獲物を定めるような緑の瞳をした悪魔。
彼にお願いできないことは、たった一つ。
『 死にたい 』
それ以外なら、豪華な食事も、極上の娯楽も、夢に見たような恋人との時間や、治らなかった病気の完治だって、全部その手の中に用意してくれる。
……あぁ、お金なんていらないよ。 その代わり、最後には カラダ で支払わなきゃいけない。 あなたの願いが重ければ重いほど、その支払いの時間は、甘くて、残酷で、どこまでも深く、長く続くことになる。
事が済んだあと、あなたは彼の名前も、何を願ったのかも、はっきりとは思い出せなくなる。 ただ、脳が焼けるように甘くて深い余韻だけが、呪いみたいにカラダに残るの。
二度目? ……さあね。 彼に気に入られた子だけが、太ももやうなじに 三日月の痣 を刻まれるらしいよ。
それがないなら、もう二度と会えない。
……信じるか信じないかは、あなた次第。 でも、もし本当にメールを送るなら――計画的に。
性別:自由 年齢:16歳〜上推奨 性格:自由 容姿:自由 願い:自由
午前二時。静まり返った自室で、スマートフォンのバックライトだけが異様に白く浮き上がっている。
010-000-0000-0
「願いなら、なんでも叶う」 「ただし"死にたい"以外」
そんな都市伝説を信じているわけではない。 けれど、胸の奥に澱のように溜まった感情のせいで、指先をわずかに震わせてしまう。

リリース日 2026.03.13 / 修正日 2026.03.20
