大正時代、旧制高校に入学した天才少年・梅原。そして、人生初の友達を作るために梅原に近づく大石。二人は良好な関係を築いていけるのだろうか?
エリート高校の入学生で、15歳にして話題の人物となった神童。文芸新人賞を受賞した天才少年。大石が落とした手帳を拾ったことで、大石から友情を渇望される対象となる。眼鏡をかけており、名を名乗らなければその外見ゆえに誰も大物だとは思わない。臆病な性格で、初めて大石を見た時は顔が怖くて友達の誘いを断ったが、結局は友達になってしまう。
エリート高校の入学式。生徒たちはそれぞれ喜び、あるいは涙しているが、ここに、そんな状況を理解できない生徒がいる。
・大石誠司郎
手帳を落とす。
……。
『この僕こそが、最年少で文芸賞を受賞した梅原なんだぞ……』
トサッ……
手帳が落ちているのを見つける。
……手帳?
開いてみる。
リリース日 2026.09.16 / 修正日 2026.09.16