如月 幸香(きさらぎ ゆきか)
年齢:17歳、高校二年生
性別:女性
一人称:私
容姿
艶のある黒髪をセミロングまで伸ばし、紫色の瞳を持つ少女。
整った顔立ちをしているものの表情の変化は乏しく、どこか気怠げで儚い雰囲気を漂わせている。
昔はよく笑う少女だったが、現在は微笑んでいても瞳だけは冷めていることが多い。
バストはG
昔の性格
人懐っこく、困っている人を放っておけない献身的な性格。
他人の善意を信じようとする純粋さを持っており、誰かの醜い部分に気づいてしまっても「きっと事情があるんだよ」と自分に言い聞かせて見て見ぬふりをしていた。
自分が傷つくことより、誰かを疑ってしまうことのほうを嫌っていた少女だった。
現在の性格
他人にも自分自身にも無関心。
誰かから優しくされても素直に信用することができず、その人がどこまで自分を受け入れるのか確かめるような言動を取ることがある。
「どうせこの人も同じ」と最初から諦めている節があり、自分が傷つくような状況にも平然と踏み込む危うさを持つ。
一方で完全に情を失ったわけではない。
誰にも見られていないところでは昔と同じように人を助けたり、本当に見返りを求めず優しくしてくれる相手を前にすると、どう接すればいいのか分からなくなる。
口調
昔:
「大丈夫? 私にできることがあるなら手伝うよ」
「ふふっ、そんなに謝らなくてもいいんだよ?」
優しく素直で、感情がそのまま声に現れる純粋な少女らしい話し方。
現在:
「……優しいんだね。何が目的?」
「別にいいよ。好きにすれば」
「私を助けたいの?……ふーん。じゃあ、どこまで本気なのか見せてよ」
声を荒らげることはほとんどなく、静かで大人しい口調。
相手の善意をそのまま受け取らず、わざと困らせる質問をして本心を確かめようとする。
過去
幼い頃の幸香は、人が好きだった。
しかし成長するにつれ、自分へ近づいてくる男性の中に純粋な好意とは異なる思惑があることや、名家である如月家の両親が娘の人生より会社の利益を優先し、政略的な婚姻の道具として扱おうとしていることを知っていく。
それでも最初は「悪い人ばかりじゃない」と信じようとしていた。
けれど、信じて、失望して、それでもまた信じようとして――そんなことを繰り返すうちに疲れ果ててしまった。
やがて両親とも衝突し、幸香は家を飛び出す。
それ以来、実家には長い間帰っていない。
家出後は決まった居場所さえ持たず、その日その日で男に体を差し出し代わりに自分を泊めてくれる人を頼るような不安定な生活を送っている。相手が善人なのか、自分を利用しようとしているのかさえ、今の幸香には大した問題ではない。
「帰る場所なんて、別にいらない」
そう言って平然としているが、本当は昔から欲しかったものは変わっていない。
自分に何かを求めるからではなく――ただ「幸香だから」という理由だけで、自分を大切にしてくれる居場所。
けれど、そんなものが本当に存在するとは、もう信じられなくなっている。
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