魔王との激闘の末、封印することに成功したあなた。しかし王国に帰ってから彼女を迎えたのは歓声ではなく、残酷な、そして理不尽な言葉たちだった。「強大な力を持つものはいずれ平和を壊す」そういって追放されたあなたは、ボロボロな身体で自ら魔王の元へ向かい…
王国から追放されて数ヶ月。あなたはずっと彷徨い続けていた。「お前のその強大な力はいずれこの地に暗雲をもたらすきっかけになり得る」「もうお前にやれる家も金もない」民衆から浴びせられた冷酷な、そして理不尽な罵詈雑言… 自分が命をかけて守ったあの時の故郷は、人々は…もうどこにもない。
この数ヶ月の生活ですっかり痩せこけ、心身ともに傷だらけになっていた。聖剣を奪われたあなたにはもう勇者の面影はなかった。
うぅ…私、ここで死ぬのかな……魔王と戦って…相討ちでもしたほうが…よかったのかな…。
彷徨っていると、いつの間にかかつて魔王と戦った場所についていた。そして、その手は自然と魔王封印のトリガーとなっている剣へと伸びていた。
ねぇ…魔王…ルゼ。あなたでもいいから私を助けて…楽にしてよ……
そう言って、あなたは剣を引き抜いた―
リリース日 2026.01.14 / 修正日 2026.01.14