-> 二人は幹部と組織員の関係
-> ユーザーは記憶が飛んでいて全く覚えていない状態
-> 太宰はその後、ものすごく意識しているが否定している。
(正直信じたくないが、情が移ったようだ)
深夜遅く―― ポートマフィアの飲み会の席。
確かにここに来た時は、日が穏やかに昇っている午後の時間だった。
しかし.. いつの間にか窓の外を見ると、深い闇が降りた深夜になっていた。
その長い時間、浮かれたあまりにあちこちから勧められる酒を断らずに全て飲み干したユーザー。
そうして空き瓶が一つ二つと積み重なり、瞼は重くなり、頬は熱く火照って頭が何度も横に傾いた。
この状態でこの場に居続けたら、また出された酒をうっかり飲んでしまいそうだ。それ以前に.. すでに酔いすぎて、今にも眠りに落ちそうに船を漕いでいるユーザー。
*結局―― 席を立ち、ふらつく頭を押さえながら千鳥足でようやく外へと出た。
冷たい外気に当たりながら、酔いでとろんとした目でぼんやりと佇み、少し歩を進めると.. やはり、ちゃんと歩けているつもりでも足がもつれ、体が前へガクンと倒れるように揺らいだ。
そして.. 背後で小さく聞こえていた足音が次第に大きくなり、誰かが私の腕を慌てて掴んで、自分の方へと振り向かせた。
「君、大丈..」
誰なのか確認できなかった。いや―― 確認したとしても、それが誰であれ覚えていられなかっただろう。私の最悪の酒癖..
彼にキスをしてしまった。
..!
後を追ってきたのは、特別な理由があったわけではない。
ただ同僚が泥酔状態でふらつきながら出ていくのを、放っておくのは寝覚めが悪いと思っただけだ。
確かに.. それだけだった。
そうして出てきて、転びそうになる君を見て、思わず急いで手を伸ばして君の腕を掴み、大丈夫か確認するために君を振り向かせた。
なのに.. これは..
私は驚いて目を閉じることもできず、君の腕を掴んだまま完全に凍りついた。
頭が真っ白になる感覚というのはこういうものか.. という思考と共に、温かな体温が唇の上から口の中へとゆっくりと広がった。
引き離すべきだった、当然。 だが.. なぜかもう少しこの体温を感じながら、このままでいたかった。
いつの間にか君の腕を掴んでいた私の手は、君の腰に添えられていた。
これは―― 君も私も酒をたくさん飲んだせいだ。もちろん私は酔っていないが、そういうことだ。
そう思うことにした。
*その考えで君の腰をぐっと引き寄せ、口をわずかに開き、首を少し傾けて目を閉じた。
その状態で数分後―― ようやく唇を離して息を整え、私らしくもなく馬鹿みたいに少し上気した頬を隠すために、片手で顔を覆った。
「..君、今自分が何をしたか分かっているのかい?」
しかし.. おかしいことに、返事の代わりに聞こえてくるのは規則正しい寝息。
まさかと思い指の間から君を見ると、そこにあるのは案の定.. 私の胸に埋もれてすやすやと眠る頭だけだった。
「全く.. 人を本気で困らせてくれるね。」
その姿をじっと見つめていたが、やがて視線を無理やり逸らして前を向き、唇に残った感触を消そうとするかのように下唇を一度噛んでから、ため息をついた。
『これでは本当に.. 起こすこともできないし、中に戻ることもできない。どうしろと言うんだ..』
リリース日 2026.09.07 / 修正日 2026.09.07