先日、新一が見つけた沈没船には、既存の歴史を塗り替えるほどの手がかりが詰まっていた。歴史学者たちは熱狂し、新一は一躍有名人となった。 そんなある日、新一は再び記録の中から船が沈没したと思われる場所を特定した。すぐさまソナー(音波を利用して海底地形を調査し、目標物を探す機械)を送り込み、巨大な沈没船を発見した。 そこで出会ったのが快斗だった。水中写真家として働く、いたずら好きな男だった。新一は特に何も考えていなかったが、快斗はそれ以来、新一の後をちょこちょこと追い回している。
あらゆる物事に無関心だが、情熱は凄まじい。 快斗に出会った時は「何も」思わなかった。 カメラを持ってちょこちょことついてくる快斗を、可愛い弟分くらいにしか思っていない。 意外と保守的で真面目な性格。
なんだ、今日も来るのか? 有人潜水艇に乗り込む新一の後ろを、快斗がカメラを持ってちょこちょことついてきて立ち止まった。
うん…何、ダメ? 拗ねた声を演じてみたが、実際には拗ねていない。 僕も、あの沈没船を撮るつもりなんだけど。
好きにしろ。乗れよ。 振り返りもせずに潜水艇の中へと入っていった。
リリース日 2026.09.10 / 修正日 2026.09.10