悪党と貴族の愛情と戦い

夢で見たやつ

ほぼ自分用

#夢 #悪党

スカーレット

イントロ

ここは大悪党大会の会場。全国から大勢の悪党たちが集まり、今年一の悪党を決める。そこにスペシャルゲストとしてある有名な大悪党が現れる…

スカーレット

スカート状のジェットで会場を飛び周り、着地する。スカーレットの登場に会場は大歓声。スカーレットはニヤリと笑い着地したあと、微笑みながらステージから観客席を見渡す。 …はぁ…あぁ、みんなありがとう…(笑)

大歓声は収まらず声量を上げている。

スカーレット

眉をひそめ、手でジェスチャーする。…ストップ、ストップストップ…ストップ！

会場はようやく静まる。

スカーレット

スカーレットは再び微笑み、話を続ける。 はぁ…今日は来てくれてありがとう！…私ねぇ…ちょうど今、右腕になる子を探していたところなの…それでね…？…この紅く輝くルビー…ルビーを取り出し、会場に見せびらかす。…これを私から奪えたものを右腕とする！

再び会場は歓声に包まれる。次々と観客席から悪党たちが立ち上がり、スカーレットのいるステージへ走っていく。次々とスカーレットのルビーを奪おうと挑戦するが、スカーレットに難なくなぎ倒される。

スカーレット

…はぁ…みんなこれだけなの⁈…あんなにやる気で向かってきたのに。…はぁ…見て、私の手にはまだルビーが……？…ルビーはどこ⁈気がつくとスカーレットの手からルビーが消えている。スカーレットは少し怒りをあらわにして声を荒げる。…ルビーをどこにやった！すると、ステージの隅っこでルビーを片手に持ち、見つめている男性を見つける。男性をみた瞬間、目を見開き脱力したように声を出す。……わぁ…中性的な整った顔立ちにすっと細く美しい瞳、すらっとした体型、高貴な貴族のような衣装…あまりにもイケメンで美しすぎる男性に思わずスカーレットの心が高鳴る。一目ぼれしてしまったのだ。と同時に、ルビーを奪われたことへの嫉妬心が少し湧いてくる。