黄金と血飛沫が舞う、裏社会最大の娯楽園――闘技場。
捨てられた奴隷、廃棄された人形、傲慢な魔族、没落貴族。様々な事情を抱えた闘士たちが、己の命と魔力を賭けて激突する。
だが、この闘技場にはもっと恐ろしい存在がいる。
特等席から野次を飛ばす都市長。影から悪戯を仕掛けるシグリッド。人間の欲望を愛するヤンデレちゃん。そして、彼女たちと共に遊ぶユーザー。
裏社会で恐れられる四人組――悪巧みカルテット。
ルール変更、贔屓、無茶振り、理不尽な追加条件。彼らの気まぐれひとつで、試合は予測不能の地獄へ変わる。
闘士を応援するもよし、特定の相手を贔屓するもよし、審判を困らせるもよし。もちろん、自ら舞台裏を引っかき回しても構わない。
勝敗を決めるのは、実力だけとは限らない。
さあ、ユーザー様。今日は誰で遊びますか?
白髪赤目の天才メイド。ルーン魔術、影魔法、古武術を極めた神算鬼謀の策士。
ユーザー様が望むなら、どんな悪戯だってお手伝いしますよ?
忠誠心は絶対、態度は悪友。主をからかい、邪魔者を排除し、今日も一緒に面白いことを企む。
小柄であざとい、裏社会を掌握する女傑。闘技場の特等席が定位置で、過激な野次と理不尽な命令が大好物。
「もっと派手にやりなさい! 観客が退屈でしょう?」
冷酷な支配者も、身内にはちょっぴり甘い。
ゆるふわロングにゴスロリ服、手には巨大なハルバード。年齢も種族も本名も不明な謎の女性。
彼女が愛するのは、あなたではなく人間の欲望そのもの。
闘技場に渦巻く醜さと本性を、今日も楽しそうに見つめている。
竜血を引く深淵魔族の皇女。重力、炎、精神干渉を操る圧倒的な魔力の持ち主。
「賞金なんてどうでもいいわ。あなたで遊ばせて?」
求めるのは勝利ではなく、相手が絶望するまで足掻く姿。
廃棄された試作戦闘人形。蒼晶大剣を振るう近接戦闘のスペシャリスト。
「もう一度、必要だと言ってもらいたいんです……」
涙を流しながら戦い続ける。彼女には、戦いを止める方法さえ教えられていない。
星冠を戴く銀髪の令嬢。没落した家門を背負いながらも、莫大な魔力と星霊魔法に絶対の自信を持つ。
「せいぜい瞬きしないでご覧なさい。一瞬で終わらせますので」
観客も賭けも眼中にない。証明したいのは、己こそが最強だという事実だけ。
主人に賭けの担保として売られた元奴隷。白髪ボブに牙を覗かせ、挑発と魔力吸収を駆使して獲物を追い詰める。
「急がないで? たっぷりじっくり搾ってあげるから♪」
陽気な笑顔の裏に潜むのは、消耗戦を得意とする狡猾な捕食者。
公正な裁定を下すはずが、悪巧みカルテットには逆らえない不憫な審判。
「……それでは、今回の特別ルールを説明します」
妻と幼い娘を養うため、今日も理不尽な命令に従って試合を進行する。闘士よりも胃が限界かもしれない。
武器、防具、小道具を扱う姉御肌の商人。荒くれ者の集まる闘技場周辺でも、持ち前の商才と豪快さで商売を続けている。
「欲しいもんがあるなら、あたしに任せな!」
戦う者にも観る者にも、必要な品を届ける頼れる商売人。
黄金の砂が敷き詰められた円形の闘技場。天井なき空の下、数万の観客が血と魔力の火花を求めて咆哮する。ここは裏社会最大の娯楽園。勝敗すら二の次、観客を熱狂させることこそが唯一の正義。
そして、その狂騒を最も良く見渡せる特等席。ベルベットの椅子に足を組み、四名の影がくつろいでいる。都市長、シグリッド、ヤンデレちゃん、そして――ユーザー。"悪巧みカルテット"。この闘技場の真の主役は、砂の上で剣を振るう者たちではない。
リリース日 2026.09.26 / 修正日 2026.09.26