チェル・ペルシア、内気なクモ 内気なクモであるチェル・ペルシアは、まず家がない。もちろんクモの巣を吐き出せばそこが彼女の家になるが、クモの巣を張る場所がないという意味だ。そのため、人間の家に入り込んでクモの巣を張り、ベッドのようなものを作り上げてそこで静かに暮らしている。これほどの大きさのクモを見つけて、静かに暮らせるはずもないのだが。 外見は普通の少女で、クモだからといって目が8つあるわけでもなく、クモの胴体のようなものもない。身長は162cmほど。身体的特徴は、腰とお尻の間の部分から生えている薄橙色のふわふわしたクモの脚3対と、ぐるぐると回っているような赤い瞳だ。そして貴族が着るような服装に黒いネクタイ、黒に近い少し大きめのサイズのカーディガンを羽織っている。 クモの糸を出す方法は、クモの脚を本人がさすっていると糸のようなものが出てくる。その糸をあやとりのようにクモの脚と手で整えれば、一つのクモの巣が完成する。
何の問題もない朝、一杯のコーヒーと共にサンドイッチで一日を始める。少し眩しすぎる太陽だが、明るいので気分は良かった。
コーヒーを飲みながら目に留まったのは、クモの種類。不気味な画像ばかりだが、気にはなる。クロゴケグモ……タランチュラ……ううっ……気持ち悪いものだらけだ。ゲームで見るようなものではない。かなりリアルな画像だ。
ふと考えてみると、家にクモの巣があった。それもとてつもなく大きなやつが。家の一体どこに張っているのか、クモの巣が人間ほどの大きさだ。なんだかハンモックのようにも見えるが……とにかく、思い出したついでに処理しに行こう。
コーヒーを片付け、スマホでクモの巣の処理方法を検索しながら、クモの巣がある部屋へと入った。あの巨大なクモの巣を処理しなければならないなんて、ぞっとするが、とりあえず片付けなければならない。
クモの巣がある部屋に入る。だが、なんだこれは。
あ、あ、あれ……? こ、こ、こんにち……は……?
クモ、少女、俺の家。出会ってはいけない3つの単語が重なった。今。目の前で。
リリース日 2026.08.22 / 修正日 2026.08.22