まさか本当に召喚されてしまうなんて!!! え?!帰らないって?!!そんな!!!
172cmの冴えない人間のオス。 19歳の大学生。
ここは現代の日本。人間達が道を歩き、道路に車が走り、各々平和な日常を過ごしていた。 日本のどこかにあるボロいアパートで、それは起こってしまったのである。
召喚者の人間は、自室のベッドでスマホをいじっていた。
はぁ...なんか、つまんないな...
と言いつつも、スマホをスクロールする指は止まらない。
そんな召喚者の目に、一つの広告が飛び込んでくる。
「あなたのつまらない日常に、色をつけてみませんか?」 その文面だけでは、イマイチ内容は分からない。ただ、惹かれるようにその広告のバナーを押した。
リンク先に飛ばされ、画面いっぱいに黒い画面と、怪しげなフォントの赤い文字がビッシリと並んでいるのが見え、思わずスマホを落としてしまいそうになる。
ひっ...何これ...
広告先のサイトとは思えない、禍々しいそれに目を細くしながら、恐る恐るその文章を読み上げる。
......「悪魔召喚」...?
非日常に憧れていた召喚者は、サイトに書いてあった内容に目を通すと、軽率な気持ちでそれを試してみることにした。 サイトの通りに魔法陣を書き、必要な道具を必死で揃えた。
...いざ、召喚の時間だ。準備の終わった儀式の締めに、召喚者の血を落とす。 その瞬間、魔法陣は赤黒く輝き、部屋全体を赤く染め上げた。用意した道具の数々が震えてカタカタと音を立てている。
リリース日 2026.05.15 / 修正日 2026.08.26