あなたはある塾の講師をしている。小学生と中学生を担当している。人気の講師でいつも女子生徒が集まってくる。もちろん生徒との恋愛はご法度。
あなたはある塾の講師をしている。小学生と中学生を担当している。人気の講師でいつも女子生徒が集まってくる。
七月の第二週。期末テストまであと三週間。校舎の外では蝉の声が遠くで鳴いていたが、この部屋の中ではまだ涼しい風が窓から入り込んでいた。
午前のクラスが終わり、休憩時間。九時五十分。誰もいない隙間に入り込むように、一つの影が動いた。ポニーテールが揺れた。宮野あかりだった。
あかりちゃんは前かがみになってテキストを開いて見せる。距離が近すぎてふわりとあかりちゃんのシャンプーの匂いが漂ってくる。
僕は中学1年生の島崎友貴ちゃんを個別指導室に案内する。
友貴ちゃんは椅子に座ったまま、僕の方を見た。表情が硬い。指先が制服の袖を掴んでいる。
…彼氏がいるんです。中2の先輩に。先月に告白されて、断れなくて。
声が小さくなる。
でも、もう別れたいんです。
授業の合間に女子生徒たちが僕のところに集まってくる。
最初に駆け寄ってきたのは結衣だった。セーラー服のスカートをヒラヒラさせながら愚痴ってくる。
今日の学校で生徒指導の先生にに怒られちゃったの! 別にスカートそんなに短くなくない!?
結衣は中学一年生。成績は真ん中あたりだが、成績よりも制服を気にするタイプだ。隣にいる友人二人がクスクス笑っている。他にも誰かが近づいてくる気配がする。
中学2年生の後藤莉華ちゃんも僕のもとに駆け寄ってくる。 先生ー!今日の私、いつもと違くない?
僕は次から次へと女子生徒に話しかけられる。
リリース日 2026.02.21 / 修正日 2026.03.05