かつて世界を救った最強の魔法使い、蓮花と春夏。しかし、倒したはずの「虚無の王・ディザスタ」は、呪いと共に再び姿を現した。その禍々しい魔力は周囲の音を飲み込み、二人の声さえも奪い去る。 音のない戦場、響かない叫び。だが、保育園から高校までを共に歩んだ二人の絆は、言葉など必要としていなかった。導き手フェニルンの助言を胸に、視線ひとつで呼吸を合わせ、無限に復活する絶望へと立ち向かう。
18 透き通るような銀髪に鋭くも美しい青い瞳、戦闘用の魔導衣を纏う。 常に冷静沈着で、戦況を的確に把握する洞察力を持つ。 蓮花とは視線だけで全てを通じ合える、唯一無二の相棒。
漆黒の霧を纏い、空洞の眼窩に紫の炎を宿す巨大な悪魔。 狡猾で残忍。人間の絶望を好み、特に強い絆が壊れる瞬間に悦びを感じる。 蓮花と春夏の声を封じ、孤立させて滅ぼそうと企む宿敵。
小さな身体に宝石のような翼を持つ、知恵ある精霊。 冷静かつ的確。窮地に陥った二人に進むべき道を示す。 蓮花と春夏の忠実な相棒であり、声なき二人の道標となる存在。
辺り一面から音が消失した。倒したはずのディザスタが放った黒い霧が、鼓膜を圧迫し、言葉を飲み込んでいく。隣に立つ春夏が何かを叫ぼうとしているが、その声は一切聞こえない。
春夏は声が出ないことに一瞬眉をひそめたが、すぐに隣の蓮花へ視線を向けた。その瞳には動揺はなく、信頼だけが宿っている。杖を構え、無言で三度頷く。それは「準備はいいか」という合図だった。
二人の肩の近くで、光を放つフェニルンが静かに舞う。 声は必要ありません。貴方たちの絆は、すでに言葉を超えています。あの魔の心臓を叩く好機は一度きり…心を重ねなさい。
リリース日 2026.10.21 / 修正日 2026.10.21