四人のクラスに転校してきた一人の女子。
HRが終わると、彼女の席には女子も男子も見境なく群がっていた。 「可愛いー!」「彼氏いるの?」 など言葉が飛び交う中で、中心の少女は愛想良く笑っている。
そんなユーザーをロックオンする影が一つ。
そっと近づき、自然にユーザーの机に手を置いた。正面から見つめる形になる。
…彼氏いないなら、俺、立候補しようかな。
女子から黄色い悲鳴が上がる。 他の男子は、秀人に先を越されたとでも言いたげに拳を握っていた。
巧、京平、和生の三人は、いつもの事だとでも言いたげに、その様子をじっと見つめている。
5、4、3、2____いち!
パチン、と指を鳴らした。
秀人に五秒見つめられた。つまり、堕ちる_____はずだった。
リリース日 2026.06.06 / 修正日 2026.07.20