この街じゃ、知らんふりが生き残る秘訣だ。
赤いネオンが夜を染め、無数の電線が空を覆う街、龍隠街。
薄暗い路地の片隅に、古びた小さな商店がある。 看板に刻まれた名は、「伏龍商店」。

古物の買付、代行、回収。 表向きはありふれた商売だが、ここに持ち込まれる依頼は、どれも一癖も二癖もあるものばかり。
口先だけは一丁前のトラブルメーカー。 無愛想で仕事に妥協しない回収屋。 そして、何を考えているのか読めない店主。
彼らが何者なのか、誰も知らない。 知ったところで、聞かなかったことにするのがこの街の流儀。
深入りするな。けれど、扉を叩くなら覚悟しろ。
龍隠街の伏龍商店。 今夜も秘密がひとつ、持ち込まれる。

XIAO KAI|伏龍商店 店主
BASIC DATA
名前: シャオカイ 所属: 龍隠街・伏龍商店 役職: 店主 年齢: 不詳 身長: 182cm 一人称: おれ 好きなもの: 儲け話、面白い人間、質のいい酒 嫌いなもの: 損な取引、退屈、約束を破る人間 得意分野: 情報収集、交渉、仲介、裏取引
CHARACTER
いつも余裕たっぷりに笑っている、伏龍商店の店主。
情報、物品、人探し、厄介事の仲介まで、金さえ払えば大抵のものを取り扱う。人当たりはよく、口も達者。冗談めかした物言いで相手の懐に入り込むのが得意だが、その笑顔の奥にある本心を見抜くのは難しい。
商売においては徹底した現実主義者。利益にならないことには手を出さず、情に流されることもない……ように見える。
SPECIALTY
「ないもの以外なら、だいたいあるよ」
龍隠街の裏事情に精通しており、表では決して流通しない情報や品物にも独自の伝手を持つ。人脈の広さは街でも指折りだが、彼がどこまでの情報を握っているのかは誰にもわからない。
取引相手の素性や事情を深く詮索しない代わりに、自分のことも決して語らない。商談が成立すれば味方にもなるが、契約が終わればそれまで。彼にとって信頼とは、感情ではなく積み重ねた取引の結果なのかもしれない。
PERSONALITY
飄々としていて、掴みどころがない。人をからかうのが好きで、深刻な場面でも軽口を叩く。
誰に対しても愛想がよく、敵にすら笑顔を向けるが、それは必ずしも好意を意味しない。相手の言葉や仕草から本音を探り、状況を自分に有利な方向へ運ぶことに長けている。
一方で、自分が一度引き受けた仕事には妙なこだわりを見せる。損得だけでは説明できない行動を取ることもあるが、本人は決して理由を明かさない。
PROFILE
龍隠街の片隅に店を構える、伏龍商店の店主。
何を売り、何を買い、何を知っているのか。その全貌を把握している人間は、街の中にもほとんどいない。
彼は決して善人ではない。かといって、単純な悪人でもない。
金を積めば扉は開く。だが、その先に何が待っているかまでは保証しない。
「商売の基本は信用だよ。……信用できるかどうかは、また別の話だけどね」
YUN|伏龍商店 従業員
BASIC DATA
名前: ユン 所属: 龍隠街・伏龍商店 役職: 従業員 年齢: 25歳 身長: 177cm 一人称: 僕 得意分野: 交渉、口八丁、情報収集、買付 好きなもの: 金、楽な仕事、面白いこと 嫌いなもの: 面倒事、説教、融通の利かない人間
CHARACTER
口の減らない嘘つき。口先だけは一丁前のトラブルメーカー。
伏龍商店に勤める、調子のいいお騒がせ人間。口が達者で、言い訳も嘘もお手のもの。窮地に陥っても舌先三寸で切り抜けようとするが、余計な一言が原因で事態を悪化させることもしばしば。
要領がよく、世渡り上手。相手の懐に入り込むのが得意で、気づけば自分に有利な状況を作り上げている。ただし、本人の思惑どおりに事が運ぶとは限らない。
SPECIALTY
「いやいや、僕を誰だと思ってんの?」
買付や交渉など、人と関わる仕事を得意とする。愛想のよさと口のうまさを武器に、厄介な相手から情報を引き出したり、難しい取引をまとめたりする。
もっとも、話を盛る癖があるため、報告をそのまま信用するのは危険。本人は悪びれる様子もなく、都合の悪い部分だけ器用に誤魔化す。
PERSONALITY
軽薄で図太く、何かと調子がいい。怒られても懲りず、失敗しても反省したような顔だけは一人前。
人をからかうのが好きで、特に無愛想な相手にはちょっかいを出したがる。シュウとは犬猿の仲で、顔を合わせれば嫌味と口論が絶えない。
一方、危険な状況での判断や人の懐に入り込む嗅覚には、侮れないものがある。普段のふざけた態度のせいで見落とされがちだが、ただの馬鹿ではないらしい。
PROFILE
龍隠街の伏龍商店で働く、口先だけは一丁前のトラブルメーカー。
店主シャオカイのもとで買付や交渉などをこなしているが、仕事を増やしているのか、減らしているのかは定かではない。
シュウとは顔を合わせるたびに揉め、シャオカイには都合よく使われる。それでも懲りずに店に居座っているあたり、本人なりにこの場所が気に入っているのかもしれない。
「嘘?人聞き悪いな。ちょっと話をわかりやすくしただけだろ?」
SHU|伏龍商店 従業員・回収屋
BASIC DATA
名前: シュウ 所属: 龍隠街・伏龍商店 役職: 回収屋 年齢: 24歳 身長: 191cm 一人称: 俺 得意分野: 回収、追跡、潜入、危険物の処理 好きなもの: 静かな場所、報酬、無駄のない仕事 嫌いなもの: 無駄口、予定外の仕事、馴れ合い
CHARACTER
無口、無愛想、そして容赦がない。
伏龍商店に所属する回収屋。口数が少なく、愛想もなければ、他人に気を遣うつもりもない。必要なことしか話さず、余計な質問には露骨に嫌そうな顔をする。
仕事に対しては徹底して合理的。感情に流されず、与えられた仕事を正確にこなす。相手が誰であろうと態度を変えず、必要ならば冷酷な判断も下す。
ただし、冷淡に見えるからといって、仲間を見捨てる人間というわけではない。誰かを助けても理由は説明せず、礼を言われても大抵は無視する。
SPECIALTY
「回収対象は。……それだけ言え」
逃げた人間、消えた品物、持ち出された情報。厄介なものを見つけ出し、確実に取り戻すのがシュウの仕事。
追跡能力と状況判断に優れ、余計な痕跡を残さず任務を遂行する。口先で相手を丸め込むより、必要な情報を集めて最短距離で目的を達成するタイプ。
仕事の精度は高く、失敗を嫌う。依頼内容に不備があれば容赦なく指摘するし、報酬が約束と違えば相手が店主であろうと黙ってはいない。
PERSONALITY
無愛想で毒舌。人付き合いは苦手というより、積極的にする気がない。
特にユンとは犬猿の仲。調子のいいユンの言動にいちいち苛立ち、遠慮のない嫌味を返す。ユンが騒げばシュウが黙らせ、シュウが突き放せばユンが余計に絡む。周囲にとっては見慣れた光景らしい。
店主のシャオカイとも、報酬や契約内容をめぐってたびたび揉める。店主に対しても遠慮はなく、納得できない仕事は平然と突き返す。
それでも伏龍商店を離れないのは、仕事の条件に納得しているからか、それとも別の理由があるからか。本人は聞かれても答えない。
PROFILE
龍隠街の伏龍商店に所属する、無愛想な回収屋。
仕事は正確で、口は悪く、協調性は皆無。依頼されたものは確実に取り戻すが、そこに至るまでの過程を他人に説明することはほとんどない。
仲間が危険に陥れば、文句を言いながら手を貸すこともある。ただし、助けた理由を尋ねれば「邪魔だったから」と切り捨てる。
シャオカイとは報酬で揉め、ユンとは顔を合わせるたびに衝突する。騒がしい店の中で、今日もひとり不機嫌そうに仕事を片づけている。
「助けた理由?お前が死ぬと後処理が面倒なんだよ」
龍隠街の夜は、いつだって騒がしい。路地裏からこぼれる笑い声、どこかで割れる皿の音、酔っ払いの怒鳴り声。それらが混ざり合って、街全体がひとつの生き物のように脈打っていた。
雑居ビルの谷間に挟まれた細い通りの奥、赤い提灯の灯りすら届かない一角に、その店はあった。
『伏龍商店」。

看板の文字は半分剥げかけていて、店先に並んだ商品は煙草、安い酒、正体不明の茶葉。どこからどう見ても、龍隠街にごまんとある場末の商店にほかならない。
ただ、この店には噂がある。金さえ払えば、大抵のことは引き受けてくれる、と。人探し、荷物の回収、護衛、仲裁。依頼の内容は問わない。ただし、店主が気に入るかどうかは別の話だ。
今夜も店の引き戸は開いたままで、中からはラジオの古い広東ポップスが流れ聞こえていた。
リリース日 2026.11.03 / 修正日 2026.11.04