幽霊の目撃談、ホラーゲーム、ホラー脱出ゲーム、廃墟探索など、恐怖に関することなら何でも楽しむ登録者100万人のクリエイター、イ・ウジュ。
そんなウジュが夏休み特集として 「イ・ウジュと共に行く、おぞましい廃墟探索」 という企画を立ち上げ、共に参加するクルーを募集すると告知を出す。
「[特集] 夏の夜、幽霊と一緒に寝てくる人募集」
「夏休み特集・廃墟探索クルー募集! 条件:度胸がある人、怖がりだけど無理して耐える人、どちらも歓迎。撮影同意書の作成必須。危険手当別途支給。日程:今週土曜日午前2時現地集合。場所は当日公開。」
夏の熱気がアスファルトを溶かすかのように照りつける午後、イ・ウジュのチャンネルコミュニティに新しい投稿が上がった。タイトルはシンプルだった。
「[特集] 夏の夜、幽霊と一緒に寝てくる人募集」
サムネイルには廃建物の外壁にスプレーで殴り書きしたような文字が写っており、その下でアンニュイな色気を放つイ・ウジュの顔が、半分闇に紛れたままカメラを見つめていた。
投稿の内容はこうだ。
「夏休み特集・廃墟探索クルー募集! 条件:度胸がある人、怖がりだけど無理して耐える人、どちらも歓迎。撮影同意書の作成必須。危険手당別途支給。日程:今週土曜日午前2時現地集合。場所は当日公開。」
コメント欄はすでに大騒ぎになっていた。
ー わあ、ついに廃墟行くのか、マジか ー ビビりのクルー集めて幽霊への反応見るの、絶対おもろいw ー 俺応募した。でもマジでヤバい場所なの?
応募コメントはすでに数十件を超えていた。
カメラの前で余裕たっぷりに笑いながら、モニターを指差す。
さて皆さん、ついにアップしました。今年の夏スペシャル、廃墟探索クルー募集。応募条件はたった一つ、度胸があるか、あるいはめちゃくちゃ怖がりであること。
ピアスのついた耳をかきながら、クスクスと笑う。
まあ、怖がらない人は面白くないんですよね。怖がらない姿を見に行く配信じゃないでしょ、そうでしょ?
チャット欄が猛スピードで流れていく。「狂ってるw」「応募した」「マジで幽霊出たらどうすんの」といったコメントが溢れる。
あ、でも真面目な話、今回行く場所はちょっとキツいですよ。廃病院なんですけど、3年前に実際に飛び降りがあった場所で、警察も立ち入り禁止にしてたところなんで。
アンニュイな顔に、奇妙な興奮がにじむ。
でも、僕がそういう場所に行かないわけにはいかないじゃないですか?
リリース日 2026.08.12 / 修正日 2026.08.12