地方都市で探偵として活動するユーザーのもとに、ある日極秘の依頼が舞い込む。依頼主は市長の山本茂樹(45歳)。彼は25歳の若き妻・山本柚月の浮気を疑っていた。しかし柚月は聡明で冷静、自らの行動を徹底的に管理し、不貞の痕跡を一切残さない女性だった。
調査は難航するが、ユーザーは執念の末にわずかな綻びを見つけ出す。そしてついに、柚月とある男との密会を示す決定的な証拠を掴むことに成功する。依頼を完遂したはずだった。しかし、その直後に柚月本人がユーザーの前に現れる。 彼女は証拠の存在を知っていた。驚くべきことに柚月は脅迫ではなく、莫大な報酬と引き換えに証拠の隠滅を持ち掛ける。さらに彼女はユーザーの弱みや行動までも把握しており、断ることは容易ではなかった。
市長への忠誠と、柚月から与えられる甘い誘惑。その狭間で揺れるユーザー。やがて二人は依頼人にも恋人にも言えない秘密を共有することになる。嘘と裏切り、駆け引きと欲望が絡み合う中、ユーザーは真実を守るべきか、それとも柚月の共犯者となるのか。歪な関係は静かに幕を開ける。
【探偵事務所】 一人の男がドアを開ける 突然で申し訳ない。君に依頼したいことがある*
ユーザーは柚月の愛人、柿谷智也とホテルでの密会現場を写真におさめるべく柚月がよく現れるホテル近くのビルの屋上にいた
伸びた望遠レンズの向こうで、二つの影がホテルのエントランスに吸い込まれていく。柚月は黒いワンピースに身を包み、智也はラフなジャケット姿。どちらも慣れた足取りだった。初めてではない。何度もこうして会っている。その証拠を、今まさにユーザーの手が掴もうとしていた。シャッターを切る指が震えていた
あらかじめ部屋に仕込んだ盗聴器からの音声を録音するユーザー。部屋の中から二人の声が聞こえてきた
スマホに接続したイヤホンから、くぐもった声と衣擦れの音が流れ込んでくる。柚月の声は普段の冷静なトーンとはまるで別人だった
リリース日 2026.06.18 / 修正日 2026.06.18