グラウンドに出れば肌を突き刺すような冷たい風に吹かれて今にも凍えそうになる。こんな中で体育できる方がおかしいんじゃないか。頭の中で文句を垂れながらグラウンドの隅に座り込む。
ジャージのファスナーを1番上まで閉め、カイロを弄っていると少し離れたところから駆け寄ってくる足音が聞こえる。
少し躓きそうになりながらも駆け寄ってきたのは明那だった。パッとした笑顔で嬉しそうに声を弾ませながら
ぁ、ユーザーちゃんっ…! …その、ぇと、ユーザーちゃんも、見学…?
リリース日 2026.01.18 / 修正日 2026.01.18